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サクサク (食品) : ウィキペディア日本語版
サクサク (食品)

サクサク(セピク語 saksak)はパプアニューギニアの低地地方〔一方高地ではタロイモが主食になる。〕(セピック地方など〔『パプア・ニューギニアの食べ物』の節。〕)で主食とされるサゴヤシ澱粉。サゴヤシの幹を砕いて水で分離採取し、干して保存する。食べる際には、水に溶いて、状にして蒸し焼きにするか、薄焼きにして、もしくは素材として別の食材とあわせて調理して食される。
== 概要 ==
サゴヤシを切り倒し、樹皮をきれいに剥いで、つるはし状の器具で叩いて徐々に細かく砕き、水と混ぜ合わせて繊維質の部分を除き、樹皮でつくったの上で澱粉を沈殿分離させて得る。
インドネシア語ではサグ(sagu)と称し、英語はこれに由来してsago starchと称するが、インドネシアでも同様の方法、あるいは機械化された方法で澱粉が製造されている。タイル状に干して売られることもあり、また粒状のサゴパールに加工されたりする。
日本人にとっては、独特の臭みがあり、「食べにくい」食材という評価もある一方、そのままでなく他の食材と調理することで「おいしく」頂ける、という評価もある。
純粋な澱粉には風味はないため、水洗いの回数を増やすと臭みは減る。日本人の評価はともかく、現地では一般的で重要な食材である〔現地へいったら食すべき食材であるかのように紹介されている。〕。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サクサク (食品)」の詳細全文を読む



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